続。蜘蛛の糸
誤解を招くといけないので、カンダタの弁護を引き受けます。
争点その1、何故カンダタは下から這い上がっくるものを退けようとしたか?
それは、「お釈迦様の気持ちを第一に考え、目的を遂行させたかったからではないのか」です。
お釈迦様は気まぐれでカンダタのことを思い出したのかもしれない。お釈迦様は優しい、その心を受け取ったカンダタの心に芽生えた想いとは!
それは、もうお判りだろうか、あえて言わせてもらうが、カンダタはお釈迦様の御慈悲に泣いた!その心に救われ、お釈迦様の面前で悔いたい!自分は悪者!堕ちて当然のことをしたのだから!ただ一言、お釈迦様の面前で詫び悔い改める姿勢を示したかった!かもしれない。
いや、その前にお釈迦様が何故、このカンダタめをお救いあらあせられようとしたのか!(く、苦しい。)汗
カンダタの心境は、、
下からモゾモゾと這い上がって来ようとした者は、いわばお呼びじゃないからだ!
お呼びじゃないものを、お釈迦様の元へ行かせるわけにはいかない!お釈迦様はカンダタを呼んでいるのだ!ただでさえ見苦しいわたしを御前にしようとしてるのに、これ以上愚かな面々をお釈迦様のもとに連れて行くわけにはいかない!
なのに、
なのに、なんで、
なんで?また振り出しに戻る?
マボロシだったのか、
そりゃそうだ笑!おいらは悪人、ここでの生活がお似合いだから。。
一方、天界の声は、、
「なんと愚かなやつよのう。自分だけ助かりたいか!天罰じゃ!かぁーーーーつ!糸プツリ」
カンダタ「え、誤解?おらは、おらは、、」
弁護人りっきーは思う。
カンダタいいやつ。もし、そうだとしたら。
罪は天界にあるのではないかと!